寮、到着。

焦ることは何の役にも立たない。

 

後悔はなおさら役に立たない。

 

焦りは過ちを増し、

 

後悔は新しい後悔を作る。

 

- ゲーテ -

 

 

バスに乗り込み狭山工場を後にする、バスは高速道路を走り

狭山市からどんどんと離れていく、街並みが自然豊かな景色に変わっていき

遠くに見えていた山も、だんだんと近くなっていった。

 

 

バスからの景色を眺めていると、とあるインターで高速を降りる

降りると周りは山だらけの場所で、バスに乗っている他の人も皆

ここはどこだろうか?といった感じであった。

 

 

インターの周りこそ畑や山ばかりであったが、少し一般道を走ると

住宅地や店舗が見えてくる、ほんとの山の中でなくて良かった

などと考えているうちに、しばらくは住むであろう寮へと到着した。

 

 

寮の外見はとても綺麗であり、まだ建てられて間もない感じもする。

寮の管理人らしき人物が外で私達を待っており、皆荷物を持ちバスを降りた。

 

 

皆がバスから降りると、バスはすぐに走り去っていき、見知らぬ土地で

置き去りされたようなされたような感じを覚え少し不安になりながらも

「皆さんついてきてください」

の管理人の声で、皆に続いて寮の中に入っていく。

 

 

寮の一室に集まった私たちはまず寮での生活についての注意事項や

寮の案内を聞き、そのあと一人一人に部屋の鍵を渡された。

その後、明日は通常出勤なので間違えないようにとの連絡を聞き

各自渡された鍵を持ち部屋に向かうのであった。